2009年8月1日土曜日

幸せ


神奈川新聞花火大会の日、花火終了直後にグランモールでパフォーマンス出来ました。例年通り、とんでもない人の多さでした。僕が最近、よく考えることがあって、良いショーだったと思うのは技がうまく決まったとか、新しいものが出来たとか、儲かったとかそんな自分ベースのことでなくて、空間って言うのか、フィールドって言うのか、そ の場の空気で決まるんだってこと。もちろん、それを作るために僕が決めるとこちゃんと決めないとならないんだけどさ(笑)なんかうまくは表現出来ないんだけどとにかくなんども大道芸をやってると、なんかいろんなことを超越して普段の大道芸の空間と違うところに突き抜けるショーがあるんだ。そんなショーはだいたい何が良かったとか、面白かっ たとか後で考えてもわからないことが多くて、やっぱり最終的に出来上がった空間が良かったんだって思う。僕はきっと そのパフォーマンスのために大道芸を続けているんだ。そんな瞬間は年間になんどもあることではない事なんだけど比較的、花火やクリスマスなんかのイベントごとの人が多いときに出来やすいのは事実で(普段の時でもあります)今までにもなんどか花火直後にパフォーマンスをやったことはあってそんなショーが出来たことはあるのですが、今回はさ らに特別なものだったと思う。 なんか、突き抜けたとこから、もう一つ先に進んだ気がした。みんなが、 どう思うかは別にして僕は今までで一番の空間が出来たと思う。過去11年間、フジロックやクリスマス、花火 大会など全ての僕のショーの中で一番だったんだ。本当に幸せな時間だった。見てくれて、あの空間を一緒に作ってくれたみんなに感謝します。ありが とう。 明日から、この最高を超えるためにまた頑張れる。それがまた幸せなんだ。

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